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南海放送ラジオ「あなたの本棚」に副院長が!

2019/07/07


副院長オススメの一冊はこれ!

6月12日に収録を行った副院長出演のラジオ番組が、7月7日(日)に放送されました(再放送は7月13日(土)17時50分から)。
明屋書店プレゼンツ「あなたの本棚」。毎週日曜日の16時15分〜16時25分に放送中の番組で、ゲストが一冊の本をおすすめします。

副院長がおすすめしたのは『糖尿病がイヤなら歯を磨きなさい 〜内科医が教える、お口と健康の新常識〜』(幻冬社/西田亙)。お話させてもらった内容をご紹介しますね。

当院のご案内も少々…

▲とっても素敵な番組プレゼンターの新山純子さん。

まず当院で偶数月の第二木曜日に行なっているイベントのことから。
お子様の歯の健康相談や栄養士による個別栄養相談、そして親子で楽しい時を過ごせるように、お昼寝アートや絵本の読み聞かせも同時にすべて無料で行っていることをご紹介しました。

子育て中のお母様に、少しでも楽しくいろんな経験をしていただきたいという思いで始めたイベント。新山さんの「歯医者が楽しい場所になりますね」という言葉は本当に嬉しいものでした。
痛くなってから行くのではなく、予防のためにぜひ歯医者に足をお運びくださいね。


歯と体の健康の関係

そして歯がどれだけ大切かというお話へと、自然な流れを作ってくださる新山さん。さすがです。
80歳になっても自分の歯を20本以上残そうという「8020運動」を、皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。

歯をなくさないのが元気の秘訣。しっかり噛めば、認知症にもなりにくいというデータもあります。噛んで、味わって、楽しく生活しましょうね。


『糖尿病が嫌なら歯を磨きなさい』

そして肝心な本のお話。
著者は松山で糖尿病専門医の開業医をされている西田亙(わたる)先生です。あまり歯がきれいではなかった先生が意を決して歯医者に行くと、糖尿病予備軍だったという、ご自身の体験がきっかけでした。歯をきれいに磨くと体重も減り、糖尿病予備軍からも脱出することができたそうです。

40歳以上の男性の2人に1人、女性でも3人に1人が糖尿病とその予備軍といわれる昨今。糖尿病と歯周病の関係はとても深いのです。お口の中を清潔に保つと糖尿病の値が変わるそう。
他にも歯周病は、高脂血症や心筋梗塞、誤嚥性肺炎にも直結します。
お口の健康、もう一度見直してみてください。


妊婦さん、お口のケアを!

歯周病は妊娠トラブルにもつながり、悪化すると早産になりやすいという話もあります。
妊娠を維持するために体内の血液を巡るホルモンが、歯周病菌の栄養源になっているのです。歯周病菌があると、大切なホルモンが菌に食べられてしまいます。
妊婦さんはぜひ、お口の中のケアも忘れないで。そして出産後もお子さんだけでなく、ご自分の歯も大切に!

今回本のご紹介を通して、歯のケアの大切さを色々とお話することができました。
歯だけではなく全身の健康のために、ぜひ読んでみてくださいね!