活動ブログ

歯周病、あなたは大丈夫?

2023/06/01


むし歯と歯周病のちがい

歯の病気というと、「むし歯」、そして「歯周病」を思い浮かべるのでは?

むし歯も歯周病も細菌の感染が原因で起こりますが、むし歯が歯そのものを壊していくのに対して、歯周病は歯を支える歯ぐき(歯肉)や骨(歯槽骨)を壊します。
歯が支えられなくなり、ひどくなると歯が抜け落ちてしまうこともあるのです。


成人の多くが歯周病!?

日本人が歯を失う原因の第1位が歯周病。罹患率は15歳から24歳で20%、45歳から54歳では50%を占めるそうです。
重症度の違いはあるにせよ、かかるのは珍しくなく、生活習慣病のひとつにもなっています。

赤くなったりはれたりしますが、多くの場合痛みはありません。
だからといって放っておくと、気づかないまま進行して、取り返しがつかなくなることも。
また歯周病は、糖尿病や心臓病、肺炎など、多くの全身の病との関係もよく知られるところです。


あなたは大丈夫?自己チェック!

こんな症状はありませんか?以下を自己チェックしてみましょう。

【口の状態】
・口臭が気になる、人から指摘された
・朝起きると、口の中がネバネバする
・歯みがきで、歯ブラシやうがいの水に血が混じることがある

【歯ぐき(歯肉)の状態】
・赤くはれている
・押すと血やうみが出る
・歯ぐきが下がり、歯の根もとが見えて、歯が縦長に見える

【歯の状態】
・歯の間にものが挟まりやすい
・歯が浮いたり揺れたりしているように感じる

ひとつでも思い当たることがあれば、歯医者さんでチェックしてもらってください。
全くあてはまらなくても、ぜひ、歯科検診は定期的に受けてください。

予防には日頃の歯みがきがもちろん大事ですが、ブラッシングだけでは取れない汚れもあります。歯医者さんですみずみまできれいにしてもらいましょう。