活動ブログ

ゾウの歯は何本?

2024/07/01


数より大きさ!
動物の歯シリーズ。今回はゾウです。

大きな体のゾウですが、歯はなんと、牙を除くとたったの4本しかありません。
上下左右のアゴに1本ずつ生えている臼歯(奥歯)は、数は少ないけれどとても大きくて、1本が大人の靴くらいのサイズです。
見た目もちょうど靴底みたいにギザギザのみぞがあって、アゴを上下ではなく前後に動かして食べ物をすりつぶします。
 

↑右奥に見えているギザギザが連なったようなのが、1本の歯!

大きすぎるから生えかわる?
けれども、ゾウのアゴの骨のサイズから見れば、実はこの歯は大きすぎるのだそう。

4本の臼歯は、一生の間に6回、「生えて、抜ける」を繰り返します。
小さなアゴには、上下左右1本ずつしか生えるスペースがないので、
奥に生える新しい歯が、前にある歯を横に押し出して場所を確保し、新しく生えかわるのです。

人の場合、下から新しい歯が生えて、上の古い歯を垂直に押し出しますが、
ゾウは横から水平方向に押しのけるしくみです。

ゾウにはご存じの通り長い鼻があって、その奥に小さな口があって、大きな臼歯はその口のずっと奥の方なのでなかなか見えませんが、
チャンスがあればぜひじっくり観察してくださいね。

ゾウとネズミの共通点

大きな4本とは別の、ゾウの牙についてもお話ししておきましょう。
上あごの左右に1本ずつにゅっと生えている長い牙は、生涯伸び続けます。
ゾウと対照的に小さな体のネズミも、同じように生涯伸び続ける歯を持っています。
ゾウとネズミ。意外なところに共通点があるものですね。