こんな場合もおまかせください

歯医者は歯以外も診ています

「これも歯医者さんで診てもらえるの?」
そう思われるかもしれません。実は私たちは、とても守備範囲が広いのです。
以下を読んで少しでも気になることがあれば、遠慮なくご相談ください。

  • 歯科医は想像以上に広い分野に対応できます。スポーツ用マウスピース、顎関節症、睡眠時無呼吸症候群などもご相談ください。
  • 健康状態などの事情で通院が難しい患者様には、訪問診療もさせていただきます。

スポーツ歯科

スポーツ歯科、マウスピース スポーツ中の歯や口の中のケガを防ぐために、歯に装着するマウスピース(マウスガードとも言います)。 人と激しくぶつかり合うスポーツでなくても、ボールが当たったり転倒したりしてケガをする可能性もありますので、積極的に使用しましょう。
スポーツ洋品店などで既成のものを買うこともできますが、一人ひとりの歯や口にピッタリ合うものの方が、当然ながら使いやすく、機能性にも優れています。 ぜひ歯科医院でオーダーメイドしてください。仮に既製品を使う場合でも、歯科医師からアドバイスを受けてから購入することをおすすめします。

顎関節症

顎関節症 口を開けると顎が痛い、カクンと音がする、口の開け閉めがしづらいなどの症状がある顎関節症。これも実は、歯医者で治療できます。

噛み合わせとの関係を考えがちですが、マウスピースなどによる噛み合わせの調整も、複数ある治療方法の中の一例にすぎません。

そもそも顎関節症の原因は、アゴや頭の骨や軟骨、筋肉などの異常のほか、いくつかの要因が複合的に重なったケースなどさまざま。そのため治療法も、それぞれの原因に適した方法でなければなりません。 肩こりやめまい、耳鳴りなどを引き起こすこともありますし、他の病気が隠れている可能性もあります。 まずは歯医者で正しい診断を受け、正しい治療を始めましょう。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時に短時間呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群。

多くはいびきを指摘されたり昼間に強い眠気を感じたりして発症に気付きます。何らかの原因でノドや鼻の気道が舌で閉じられ呼吸ができなくなるのですが、肥満や扁桃腺の肥大のほか、アゴや顔の形が原因のこともあります。
代表的な治療法として、睡眠時に機械で空気を送り込むマスクを装着する方法と、マウスピースでアゴの位置を調整して気道を保つ方法があります。

マウスピースはアゴや歯の状態・位置に合ったものをつける必要があります。歯科医に相談し、適正な治療を受けるようにしてください。
また睡眠時無呼吸症候群は、高血圧や不整脈とも関係していたり、脳から呼吸の指令が出なくなって呼吸が止まったりする場合もあり、循環器科などの専門医と連携したほうが良い場合があります。当院ではこれらの連携もしっかり行います。

訪問診療

例えば寝たきりで動けない方も、食べることは大きな喜びです。自分の口で食べることができれば、元気が出て生きる気力につながります。
ですから歯のケアはぜひ定期的に行ってください。私たちが訪問診療を行います。
歯だけでなく、口の中全体を衛生的に保つことはとても大切です。さまざまな病気を予防することにもつながりますし、口の中がきれいになれば味覚もはっきりし、何より気持ちが良くなります。
高齢の方やそれぞれの事情で歯科医院に通うことができない方、ご家族の方々、どうぞご相談ください。