歯の健康は、全身の健康

生きるために必要な歯

健康な歯 人は食べなければ生きて行けません。食べるためには、歯が必要です。
近年では歯周病と糖尿病の関係なども明らかになっています。
人が健康に生きるうえで、歯が果たす役割は、想像以上に大きいのです。

  • 医科と歯科が協働して治療にあたる医科歯科連携を、各種専門機関としっかり結んでいます。歯や口の中だけでなく患者様の全身の健康を守ります。
  • 管理栄養士が定期的に来院します。ご自身やご家族の食事、栄養に関する悩みなど、何でも気軽にご相談いただけます。

医科歯科連携で全身を守る

歯周病と糖尿病の負の相互関係 歯周病と糖尿病は、相互に関係しあっています。
歯周病があるとその炎症に由来する化学物質がインスリンに関与し、血糖値を下がりにくくします。 そして血糖値が高いと歯を支える骨が弱くなり、歯が抜けてしまう恐れも出てきます。 歯周病を治療すると血糖値が下がるという研究結果が報告されており、もしも投薬や治療をするほどでもない糖尿病であれば、歯周病の治療で症状が改善される可能性もあるのです。

当院では循環器科内科と密に連携できるため、例えば上記のようなケースも共同で患者様にとって最善の治療を共に検討し対処します。

歯周病は糖尿病以外にも、高血圧や心筋梗塞、肺炎などとも関係します。当院はさまざまな専門分野の医療施設と連携し、歯を入り口として患者様の全身の健康を守ることができます。

管理栄養士が在席

管理栄養士が在席することも当院ならではの強みです。
当院では毎月第1・第3水曜日の午前中に管理栄養士が来院し、どなたでも無料で相談をしていただくことができます。

食事の摂り方や栄養バランスなど、気になっていることや困っていることなど、何でも気軽にお話しください。管理栄養士がご相談に乗り、丁寧にアドバイスをさせていただきます。

食事は毎日のこと。その質を高めることは、全身の健康を促進し暮らしの質を上げることにつながります。例えば現代人の大きな問題である生活習慣病も、その名の通り「生活習慣」の改善が必要ですが、その助けとなるに違いありません。ぜひ「食」について今一度見直してみましょう。

歯は全身の健康の源

歯周病と糖尿病の負の相互関係 歯の役割は、食べ物を噛むこと。それだけだと思っていませんか?

歯が無くなれば、噛めなくなります。たとえ1本でも、歯が抜ければしっかり噛んで飲み込むことが難しくなります。

噛めなくなれば、飲み込めなくなります。

満足に食事ができなくなるので栄養が不足し、低栄養で体も心も元気を失っていきます。
体を動かさなくなるので筋力も落ち、全身の衰弱へ…。

驚いたのではないでしょうか。歯の健康は、これほどまでに全身に影響します。
歯は、体の健康の源なのです。

口の中の健康を保ち続けられれば、全身の衰えを予防することができます。
そのために、歯科医師がお手伝いをします。どこも痛くなくても、困ったことがなくても、歯医者に足を運んでください。私たちが歯や口の中をしっかりチェックして、あなたの健康を守ります。