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必見!「食べる力」の体操。魔法の呪文も?!

2022/09/19


何歳になってもずーっと、自分の口でおいしく食べたいですよね。
今回は必見!噛んで飲み込む「食べる力」のための体操をお教えします!

1.まずは肩の力を抜いてリラックス。お腹に手をあてて、ゆっくり深呼吸をしましょう。
  良いものを体いっぱいに吸い込んで、悪いものを全部吐き出すイメージで。

2.首の体操。
  ゆっくり後ろを振り返るように、首を回します。左から、右から。
  続いて、首を左右に倒します。ぐーっと、耳が肩につくように。
  最後に首で円を描くように、ぐるりと回しましょう。ゆっくりと、左回り、右回り。

 
5.肩の体操。
  両手を頭上へ、上げられるだけ精一杯、うーんと上げて、息を吐きましょう。

 
6.肩に手を当てて、腕を前に、後ろに、ぐるぐる回しましょう。

 
7.口の体操。
  「あー」と大きく開けたり、「んっ」としっかり閉じたり、「うー」と小さくすぼめたり。
  歯を「カチカチ」噛み合わせたりもしてみましょう。

8.ほおの体操。
  ぷっと膨らませたり、キュッとすぼめたり。吸う力をきたえます。
  赤ちゃんがおっぱいを飲めるのも、ほおの力があってこそ。大切な力です!

9.舌の体操。
  舌でアゴの先をなめるように、ベーッと出して、引っ込めて。
  今度は鼻の下をなめるように、上へぐーっと突き出して。
  そして口の両端をなめるように、左右にもぐーっと伸ばしましょう。
  舌の力が弱いと、ノドの奥へ食べ物を送り込めず、飲み込めなくなります。

10.さあ、魔法の呪文ですよ!「パ・ピ・プ・ペ・ポ パ・タ・カ・ラ」!
  一文字ずつ、口と舌をしっかり動かして発音しましょう。

  「パピプペポ パタカラ」は、唇、そして舌のあらゆる動きを網羅しています。
  特に口の天井に舌が当たる「ラ」の発音は、舌が弱ると発音しづらくなります。
  「ラララ…」と毎日楽しく歌えるように!

11.最後に「エヘン」と咳払い。
  これも大事な力です。万が一、食べ物が気管に入った時、とっさにエヘンと吐き出せるように。
  食べ物が肺に入ってしまうと肺炎を招くこともあります。誤嚥性肺炎の防止のためにも!

どの動きも、もしも痛いときは無理しないで。できる範囲で大丈夫。
毎日の習慣になるように、食事の前など時間を決めたりして、続けてみてくださいね。