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顔も筋トレが必要?!

2022/11/14


「食べる」って、すごい動作!

何かを食べる時、私たちはたくさんの顔の筋肉を動かしています。

あーんと口を大きく開けるときは、下あごの筋肉を引き下げます。
そして下あごを上あごに向かって上下左右に動かして、食べ物を歯で噛み切ったり、砕いたり、すりつぶしたりします。

口の中のものが飛び出さないようにしたり、奥歯で噛むために口の奥へ運んだりするには、舌やくちびるも活躍。
ごっくんと飲み込むには、のどの筋肉も必要です。

吸う時も吐き出す時も

飲むときもそう。ストローで吸うと、ほおの筋肉がよく動くのがわかります。
赤ちゃんがおっぱいを飲むときもそうですね。

食べ物が気管に入ってエヘンと吐き出すのは、のどの筋肉の力。
肺に入ると肺炎を招く恐れもあるので、誤嚥性肺炎の防止のためにも大事な力です。

キスの時も…?

いちいちああしてこうしてと考えなくてもできている「食べる」動作。実はかなり複雑な動きなのに…。
すごいことに思えてきました…!
ずっと元気で食べられるように、「顔の筋トレ」と思って、日頃から表情豊かに過ごしましょう!

ちなみに、口の周りの筋肉は「口輪筋(こうりんきん)」と言いますが、英語で「kissing muscle」、
つまり、キスをするときの筋肉とも呼ばれるそうですよ!