活動ブログ

忘れないで!妊娠中の歯科検診

2023/09/01


赤ちゃんのためにも

妊娠中のママのお口の健康は、お腹の赤ちゃんのためにもとても大事です。
しっかり食事をして栄養をとれるようにするためだけでなく、赤ちゃんを守ることにもつながります。

歯周病をよせつけないで!

妊娠中は、歯や歯ぐきのトラブルが起こりやすくなります。
妊娠で増える女性ホルモンが歯周病菌の栄養源になり、菌が増えて歯肉炎をひき起こし、歯周病へと悪化することも。

この歯周病、特に妊娠中のママは要注意です。
歯周病にかかっていると、早産や低体重児出産(2,500g以下の新生児出産)の危険性が7倍にもなるという研究結果があります。

ただ、むやみに恐れる必要はありません。
きちんと手入れや治療をすれば、予防も改善もできます。

歯磨きの工夫

まずは毎日の歯磨きをしっかり行い、行き届かないところは歯医者さんできれいにしてもらいましょう。

妊娠中はつわりで歯磨きがつらかったり、食事回数が増えて歯磨きを怠ることもあるかもしれません。
ムリはしないで、でもお口の中を清潔に保つように、がんばってみましょう。
小さな歯ブラシを使ったり、歯磨き用のガムやブクブクうがいで代用したり、いろんな工夫で乗り切りましょう。

歯科検診のススメ

そして、歯科検診を忘れないで。
母体が安定する妊娠中期(5〜8ヶ月頃)を目処に、歯医者さんで受診してください。
治療の際のレントゲンや麻酔がお腹の赤ちゃんに影響する心配はありませんので、ご安心を。
妊娠中であること医師に伝えて、少しでも心配ごとがあれば何でも相談してくださいね。

赤ちゃんと一緒に、お口も全身も健康をキープして、ハッピーなマタニティライフを!